「人に使われるプロダクト・サービスを創ること」が、エンジニアにとって一番の幸せではないだろうか?

今回は↑の記事を読んで、感じたことをつらつらと書きます。

実は今、この記事を書いた高山さんのいるユアマイスターで一緒に仕事しています。高山さんの記事は読んでいて面白いし、エンジニアとしても興味深い内容が多いので気になる方は見てみてください。

エンジニアにとっての幸せって何だろう?

大きく分けると2つあると思っています。

  1. 人に使ってもらって感謝されるサービスを創ること
  2. 技術力の追求

2.は別記事で改めて書くこととし、今回は1.についてだけ書きます。

人に使ってもらって感謝されるサービスを創ること

これは、エンジニアを職業としている方であれば誰もが原動力としていることだと思います。自分が創ったサービスや機能で人から

「ありがとう!」

とか

「すごく便利!」

って言われること(つまりフィードバックを受けられること)って、この上ない幸せなんですよね。「ああ、創って良かったなぁ(^^)」って感じられるのが快感だし、達成感もあります。

フィードバックを得られること自体が「価値」

ちなみに、ポジティブなフィードバックでなかったとしても、エンジニアにとっては意外と原動力になったりします。たとえば

「◯◯が不便だ!」

「△△という機能があるとありがたい」

といったネガティブめなフィードバック。

実は自分でも気がつかなかったサービスの課題をユーザーが教えてくれることって、それだけで有難いのです。たとえばファミレスやラーメン屋のテーブルに

「あなたのご意見を教えてください」

的なアンケートの紙とペンがあったとして、ファミレスやラーメン屋でご飯を食べた人がアンケートを書くかというと殆ど書かないと思います。書く側としては面倒くさいんですよね。。だからフィードバックが得られること自体に「価値」があるのです。

エンジニアリングは創ることについ重点が置かれがちで、サービスをグロースさせる施策にまで気が回らないことがあったりします。ポジティブでもネガティブでもフィードバックを得られる仕組みがあり、その内容を吟味することって大事だなと最近しみじみ思います。

人に使われるWebサービスを作らないとあまり意味がない

ここまではフィードバックを得られる前提で書きましたが、そもそもフィードバックを得る為には

「人に使ってもらうこと」

が大前提。

人に使われないサービスを創ると、仮に会員登録されて少しだけ触ってもらえたとしてもすぐに離脱してしまい、最も貴重なフィードバックを得られるチャンスを逃してしまう。

だから、サービスを創る時点で

「このサービスは誰に使ってもらえるのか?」

を考えることが大切になってきます。ペルソナやカスタマージャーニーマップ策定はエンジニアでもやってみる価値アリです。

総括

今回の記事タイトルの走りを敢えて「人に使われるプロダクト・サービスを創ること」としたのは、

「まずは何を差し置いてもユーザーからフィードバックを得られるようなサービスを作ろう!」

と言いたかったことにあります。せっかく創っても誰にも使われないのは寂しいし、無駄になったとは言わないまでも「意味が無かった」とは言えるのではないかと。日々現場でエンジニアとして仕事する上で、自分が1ユーザーとしての目線を持ちながらサービスを創っていきたいと改めて思いました。