仕事で会話をする時、1つのissueの前後の脈絡を自然と読み取る力というものがあると思っている。それがコンテキストを読む力。
コンテキストを読む力 = 経験値?
issueには必ず成り行きがある。issueが生まれてきた背景が必ずある。人の口から発せられたissueを点ではなく線で見れると物事の理解が早まり、その人の意図を汲み取りやすくなる。
仕事する上でissueのコンテキストを読めるようになるには、それなりの経験を積む必要があると思っている。あらゆる職種の人と一緒に仕事をしたり、あるいは多様な職種を経験していると、大抵のissueには再現性があることに気付く。
「ああ、これはあの時の○○と似ているな」
っていう感じ。結局のところ、経験値こそがコンテキストを読む力を磨くのかもしれない。
物事を正確に把握するためには順序がある
ただ、目の前で起きている事象を何でもかんでも過去の経験に当て込んでコンテキストを読んではいけない。自分が想定していなかった背景が実はあるかもしれないし、人の数だけ考え方があると思ったほうが良い。僕らが肝に命じておかなければいけないのは
如何にして先入観を捨てて物事を捉えるか
であることに変わりはなく、たぶんissueを捉える上で適切な順番は
- 先入観を捨てて物事を把握する
- その上で、過去の経験を参考にコンテキストを読み、前後の課題と狙いを確認する
であると最近思うようになった。傾聴が大事になってくる話で、僕は人と一緒に仕事する時によくこのことを思う。1on1で相手の話を聴く時にも、同じような順序を踏んだことがある。
多忙な中で頭を切り替えるコツを掴む
多忙な中でその瞬間毎に先入観を捨て去るには頭の切り替えが必要になる。たとえば仕事の合間に
- トイレに行く
- コンビニへ買い物しに行く
- 仮眠する
- 歯を磨く
- 散歩をする
- コーヒーを入れる
- 雑談する
など、いろんなやり方がある。
個人的には間食するとせっかくの集中力を胃の消化に持っていかれることがあると感じるので、お菓子を食べたりコーヒー飲むのは最近控えるようになったかも。外へ出たり、仮眠したり、歯を磨く等は脳に刺激や安らぎをもたらすので結構気にっている。
つらつらと書いてしまったが、何か参考になる情報があれば幸いだ。