読了「スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学」【第7~8章】要約・感じたこと

スーパーエンジニアへの道

「スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学」の要約・感じたことその3。これまでの内容はこちら:

 

読了「スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学」【第1~4章】要約・感じたこと

読了「スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学」【第5~6章】要約・感じたこと

 

今回は第7~8章の内容から学び・気づきがあった内容を、メモがてら要約する。

日誌をつけて後から読み返すことで、自分への理解を深めることができる

日常の時間のほんの5分で良いので、日誌をつけてみる。それを3ヶ月続けてみる。もしそれすらできないと思うのであれば、あなたは本当に自分が問題解決型リーダーシップを発揮できるようになりたいと思ってはいないのだ。

 

日誌は他人に読んでもらう必要はないし、決まったルーティーンで書かなくてはいけないといった制約も不要。また、本能が要求しようがしまいが日誌を書き続けることが大事。

 

日誌の内容は、自分について書くこと。そうすることで、日誌には自分自身についての内容が書かれることになる。だから、後から日誌を読み返した時に自分自身への学びが得られる

物事の解は1つとは限らない。問題解決型リーダーになるためには、アイディアを出せるようになろう

アイディアを出すために必要な要素は3つ。

  1. 誤り
  2. 盗み
  3. 結合

これらがアイディアを生み出すための3大戦略。

 

1.はたまたま誤った解釈や捉え方をしたことで得られるアイディア。2.は当の本人が対した価値と感じていないようなアイディアが、場所を変えた時に大きな可能性を持つアイディアへ変貌する可能があることを示す。3.はAとB、2つのアイディアの良いとこどりをすることで得られる新しいアイディアだ。

 

ただ、若い時に学校教育等でアイディアを出して罰される経験を踏んでしまうと、自分がアイディアを出せることにすら気づけなくなってしまう。だからこそ、自分自身に対する気づきを得ることが大切になる。

個人的に読んで感じたこと

自分を振り返る習慣作りこそが問題解決型リーダーシップを発揮できるようになるための第1歩になると今回理解したわけだが、ふと自分の頭の中のモヤモヤが1つ晴れた。今まで

「なぜ日報を書く習慣をつけていたのだろうか?」

という問いだ。今回の章の内容はこの問いに答えるために十分な内容で、それだけでも大きな収穫があったように思う。

 

自分を理解するために自分に足りないアクションがあるとしたら、今まで書いてきた日報をたまに1~3ヶ月分くらい振り返って読んでみる時間を作ることだなと。自分を過信しちゃいけない。自分はいつでも挑戦者なのだから。