前回に続き、「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス」第4章を読んで自分の琴線に触れた内容をもくもくとアウトプットしていく。今回の4章は内容が多いため、2回に分けて記事を書くうちの前半。前回記事はこちら:
4.1 直属の上下関係
「信頼感と親近感の構築を」の内容にある、
「相手を理解するための質問ーー中でも、その人の管理をやりやすくしてくれる質問ーーをする」
の質問内容がかなり参考になる。新しい人と1on1する機会ができたら早速実戦で使ってみる。
新卒採用であれ中途採用であれチーム入ったばかりのメンバーに「新人用の参考資料の更新を担当させる」という手法は新人研修の一環として有益だろうと思います。
同意。最近も、社内のAWSアーキテクチャを書き出してもらうのを入社して間もないメンバーにお願いしたことがある。自身のサービス・インフラ理解にも繋がるので今後も続けていく。
最後のコツは「最初の3ヶ月間の、チームに関する感想や意見を新人にできるだけ多く表明してもらう」です。最初の3ヶ月間というのは、外から入ってきた新人がフレッシュな目でチームを見つめ、以前からチームにいるメンバーには気づきにくい事柄にも気づきやすい貴重な期間なのです。
これは今までやれていなかった。今後新しい人が入ってきたときに必ずFBもらうようにしよう。
4.2 チームメンバーとのコミュニケーション
「1on1は定期的にやるようにしよう」
が当節で述べたい内容だと感じた。良好な関係が築けているとか、何も問題がないように感じれる時でもやったほうが良いと。なぜなら自分と相手がお互いにそう思えているとは限らないから。確かに。。
4.3 1-1の進め方
読んでみて、
平常時はキャッチアップ型、時々FB型とし、TO-DOリスト型と経過報告型はなるべく避ける
でやってみようと思った。が、よく考えたら最近僕が1on1の形でメンバーと話す内容って、プロジェクト進行およびチーム向上に向けたMTGが多いなと。そういう意味では1on1の時間をちゃんと取れていない(というよりは、上司が担当してもらっている)。そこらへんも少しずつ巻き取れるようにしたいな。
4.4 すごい上司、ひどい上司ーー細かすぎる上司と、任せ上手な上司
基本的に
自主性で動いてもらい、困った時にいつでも相談に乗れる(or支援する)体制作りが必要である
といった内容。プロジェクトを任せる相手によってはマイクロマネジメントをすべきこともあると。
個人的には、マイクロマネジメントをやっちゃうといつまで経っても開発プロジェクトを部下に任せられなくなるため、結果的に上司の首が締まってしまう事態に陥ってしまうと感じている。なので、次節にも記載があるが、そうした意味でもマイクロマネジメントは期間限定でやるべきだなと。
4.5 効率よく仕事を任せるためにーー実践的アドバイス
「情報は良きにつけ悪しきにつけオープンな形で共有する」の中で、
「Eさんが問題を抱えて手こずっているのにもかかわらず、プロアクティブに進捗状況を報告してこなかった」
のくだりが気になった。まぁこの手の話はよくある。本書ではマイクロマネジメントで解消するよりも、正しい報告の仕方をEさんに身につけてもらうと書かれており、確かにその通りだなと思った。そこから当人(もしくは上司側に問題がある場合もあるので、その時は上司)がそこから何を学び取るのかが大事。
今回はこれで以上。次回は第4章後半に続く。