MacBookユーザー向けの外付けキーボードとしてLofree Edgeを買った時の記録
2025/05/07

masyus
MacBookを使用する方は、PC内蔵のパンタグラフ式キーボードを使われていることが多いと思います。私も該当者ですが、今までずっとPC内蔵キーボードを使い続けてきたため、
「私に合うキーボードはこれで本当に良いのだろうか?」
と考えることが直近増えていました。たとえばキーボードを変えることで生産性が今以上に向上するのであればそれを追求していかない理由はないと思い、外付けキーボードを模索するようになりました。
私のようなMacBookユーザーにフィットする可能性があるキーボードはロープロファイルであると判るまでのプロセス
以下の記事にまとめましたので、経緯を知りたい方は一読ください。
本記事にあわせて関連記事から必要な内容をかい摘みますと、私はビックカメラ 池袋カメラ・パソコン館で以下のキーボードを試打しました。
- Realforce
- Keychron
- FILCO
- ロジクール
- NuPhy
- Barroco Mistel
- Lofree flow
結果、私は下記の理由でロープロファイルが好きであると認知しました。
- 少ない指圧で打鍵できる
- キーが深くないため、次に打つキーを打鍵しやすい
- 逆にいうと、メカニカルキーボードによくあるが
- キー自体に深みがあると次の狙いのキーを打つまでの間にある別のキーが指に引っかかりやすい
- 青軸のように反発力の強いキーボードは疲れやすい
- 私は打鍵時のカチャカチャ音があまり好きではない
- 職場も仕事部屋も他の人が近くにいることが多いので、打鍵音がうるさいと言われる可能性がある
- 気を使うことになるので打音は極力出ないほうが望ましい
- 職場も仕事部屋も他の人が近くにいることが多いので、打鍵音がうるさいと言われる可能性がある
他方、次のキーを打鍵しようと手を動かすとき、たまに指がキーの上を滑ることで狙ったキーが打鍵できないことがあるため、
- キーの摩擦係数が少し大きい、もしくはキー自体が中心から少し窪んだ形になっているほうが良さそう
というフィードバックも得られました。以下では実際に購入候補として洗い出したロープロファイルキーボードを選定していきます。
試打を経て絞り込んだ購入候補キーボード3選
第3位: ロジクール KX700
⭕️ Good
- キーの中心が窪んでいるため、打ち間違いを軽減できることが期待できる
🔺 もう少し
- デザインは悪くないが、個人的にはベストではなかった
第2位: Barroco Mistel AIRONE
⭕️ Good
- 68キーのみで、極限までキー数が絞り込まれている
- キーボード自体がとにかく軽い。持ち運んで使うには便利
🔺 もう少し
- F1~F12とバッククォートのキーがない。どれも地味によく使うキーではあるが、そもそもキー数が少ないためリマップしても使いづらくなる
第1位: Lofree Flow Lite
⭕️ Good
- 打鍵・静音が最高に良い
- 専用キーマッパーはWinOSのみ対応らしい
- 私の場合はMacOSのため、Karabiner-Elementsによるキーリマップで代替可能
- 安い。¥17,600(2025年1月時点)
🔺 もう少し
- カラーバリエーションがホワイトとグレーのみ。ブラック系も欲しかった
購入候補キーボードの姉妹製品も確認し、最終候補を決める
仕事における作業効率も踏まえると、バッククォートキーがないBarroco Mistel AIRONEは候補から外さざるを得ませんでした。打鍵・静音は非常に良いですし外見もカッコよかったのですが、、惜しかったです。となると残りはロジクール KX700もしくはLofree Flow Liteになるのですが、その姉妹製品も、試打まではいかずとも確認したいところです。
そこで今回は試打を経て候補第1位となったLofree Flow Liteの姉妹製品も併せて確認してみました。
Lofree Flow
⭕️ Good
- カラーバリエーションにブラックがある
- アルミ製で高級感漂う
- タイピング音がするとのことだが、こちらの比較動画を見るにLofree Flowのほうが静音の様子
🔺 もう少し
- Lofree Flow Liteよりはお値段が高い。¥29,999(2025年1月時点)
Lofree Edge
⭕️ Good
- カラーバリエーションにブラックがある
- 特にボルケーノグレーはミリタリーな印象でかっこいい
- ディスプレイホルダーもついてくる。キーボードを部屋に飾りたい時に映えそう
- こちらの比較動画を見ると、打鍵感が理想的でタイピング音も他のLofreeキーボードと比べて静か
🔺 もう少し
- キーボード下に謎の余白(キー2個分程度)があり、リストレストの邪魔にならないか?
- と思いましたが、私がリストレストを使う時はキー2個分程度の余白の先に配置していたため、特に問題なさそう
- Lofreeの最高級モデルでお値段が高い。¥40,000弱(2025年1月時点)
私の作業環境における色の相性としてはブラック系が好ましいため、姉妹製品のLofree FlowもしくはLofree Edgeが最終候補となりました。正直どちらも甲乙つけ難い性能とデザイン美があります。
新品よりも中古品で値段の壁を突破する
ここまで選定が完了し、最後はお金との相談をします。現実を見ると、あまりにも値段の高いものには手を出しづらいところではあるためLofree Edgeが候補から外れそうになります。ただ、よくよく考えると
絶対に新品を買う必要はない
と思い至りました。たとえば私が普段使っているオフィスチェアは中古品で新品の半額以下程度で購入したのですが、細部の部品が壊れることはあってもパーツ交換で維持できており、中古ながら10年以上使えています。こうした経験から、ガジェット類もほぼ同じ感覚で中古品を狙って問題ないであろうと考えたわけです。
どんな中古品を狙うか?
次にどんな中古品を狙うかですが、あまり使用されていないものを必須要件にしました。中古品の過去使用歴が短いほど、購入後も永く使えることが期待できます。
また、外観は理想は無傷であることですが、微細な傷が1~2箇所ある程度でしたら気にしません。流石にそれ以上傷があったり、損傷具合が擦れている程度ではなく欠けているようなレベルだと愛着が弱まりそうなので避けました。
どこで中古品を探すか?
最後にどこで中古品を探すかですが、Amazonや楽天でも中古品を買えますが今回はメルカリを選びました。メルカリでは基本的に出品者が個人で、
- 「買って使ってみたが自分には合わなかった(キーボードあるある)」
- 「アフィリエイト等の宣伝目的のために買ったが、その後一度も使わなかった」
などの理由から、殆ど未使用且つAmazonや楽天よりも安く売られていることが多いです。但し、買いたいものが直近販売開始されたものである場合、さほど値下がらないこともあるので注意が必要です。
メルカリにおけるLofreeキーボードの相場
「どんな中古品を狙うか?」の要件に沿ったものですと、2025年1月時点では以下でした。
- Lofree Flow Lite
- ¥15,000前後(新品で¥17,600)
- Lofree Flow
- ¥15,000 ~ ¥20,000前後(新品で¥29,999)
- Lofree Edge
- ¥20,000 ~ ¥25,000前後(新品で¥40,000弱)
これくらいの相場感であれば、最高級モデルのLofree Edgeも視野に入ります。
最終的にメルカリでLofree Edgeを買いました
こちらが実際に買ったキーボードです。Lofree Flowも捨てがたかったですが、メルカリなら価格帯が許容範囲でしたためLofree Edgeにしました。実際の使用感については別途記事にしますが、端的に言うと買って正解でした。Fnキー周りが多少キーリマップ必要ですが、慣れるのも早かったように思います。