2025年25週目ふりかえり ~ AI・育児・立ち振る舞い

2025/06/23

author

masyus

今週のふりかえり

週次コラムの3週目です。一旦週次のアウトプットは今回の3週目まででで打ち止めにしようと思います。ありがたいことに週次ふりかえりを始めたことで他に書きたい記事が沢山出てきまして、本来執筆したい記事まで手を伸ばせなくなってきたためです。

今週も仕事とプライベートそれぞれで様々なトピックがありました。AIと育児のトピックが多かった印象で、その中でも特にAIを駆使したエンジニアリングはもはや常識になりつつある状況です。キャッチアップが大変ですが、ここは頑張りどころだと思い習得に日々努めています。

今週のサマリー

  • AI Engineering Summitのセッションを聴いて、AIエージェントを多数従える将来のエンジニア像を考察した
  • Cursor in Slack(Background Agents)を試してみた
  • 週次サマリー作成のプロンプト指示に苦戦。メモの取り方の改善やZettelkastenの学習(TAKE NOTES!読む)の必要性を感じた
  • Obsidian Web Clipperを使い始め、クリッピングできないケースやハイライト機能、画像添付の挙動を確認した
  • 子供にYoutubeを見せるのをやめて代わりにGoogle Earthを見せたところ、長男が地図に興味を持ってくれた
  • 休日に1時間ごとに自分時間を作るルールを試したところ、メリハリがついて良かったため継続するようにした
  • 有明の泉天空の湯へ行き、強力なジェットバスで肩こりをほぐす試みを実践した
  • 会社の雰囲気が同僚の様子で大きく変わることを実感し、自身も笑顔を絶やさず未来を見据えて挑戦し続ける姿勢が大事だと感じた

Topic1: エンジニアリング

仕事しながらFindyさんがプロデュースするAI Engineering Summitを聴きまして、「規約、知識、オペレーション」から考える中規模以上の開発組織のCursorルールの 考え方・育て方の発表が一番印象に残りました。最近のエンジニアの開発スタイルはAIエージェントへ指示出しするスタイルが主流になりつつありますが、その先には

複数AIエージェントへ指示出ししながら高速で開発するスタイルが来るであろう

ということです。実際ログラスさんはそのような開発スタイルを目指すことで、2027年までにプロダクト・サービス数を2024年7月時点の5から、2027年4月までに20以上へ増やす構想を持たれていました。

複数AIエージェント活用で、1エンジニアにできることの可能性が拡がる

複数AIエージェントはエンジニアの直下に複数いる状態もありますし、さらに発展するとエンジニア → AIエージェント(指示役) → AIエージェント(実装役)のようなピラミッド構造もありうるというわけですが、そこまで来るとエンジニアの働き方も少なからず変わりそうだと感じました。なんとなく大手企業の開発スタイルのように見えなくもないですが、一番大きな変化としては

  • 1エンジニアだけで大規模な開発ができるようになる世界が来る
  • 1エンジニアだけでプロダクトをフックにビジネスを立ち上げる容易さが増す

ことだと思います。考えるだけでもワクワクしますが、他方で今から日進月歩で進化中のAIエージェントを活用した開発スタイルを磨き続けていかないといずれエンジニアとして淘汰されうる可能性もあるため、気が抜けない話でもあると捉えています。

Topic2: not Youtube but Google Earth な育児

子供に自由にYoutubeを見せていると、「◯◯の時間だからお出かけするよ!」と言っても「Youtube見たい!」と言ってなかなか出かけられないことが増えてきました。Youtubeは子供が楽しめるコンテンツが多いのは良いのですが、

「動画は30分だけだよー」と言って聞かせても大体通用しないことが多い

ため、悩みの種でした。我が家の長男・次男は電車やバス・飛行機が大好きで、iPadを使いYoutubeでそれらの動画を見ることが多いです。

そこで、せめてYoutubeではなくGoogle Earthを見せようと思いつきました。私自身、地図上で見知らぬ土地を線路や道路を辿りながら見るのが好きなのもあるのですが、実はGoogle Earthの航空写真レイヤには特定の場所に電車や飛行機が写っていることがよくあります

たとえば電車の場合、車庫を探せば大抵必ず何らかの電車が写っていますし、飛行機であれば羽田空港や成田空港などを探せば大小様々な飛行機を見つけることができます。時には病院屋上のヘリポートにドクターヘリが写っているのを発見することもありました。それらを一緒に見つけてあげると子供も喜びますし、親の私も新しい発見があって一緒に喜べます。

子供は、親が喜んだりはしゃいだりしているのを見ると一緒に喜びはしゃいだりする

ので尚良いです。もし地図を見るのが好きでしたら、Google Earthを使った遊び方をするのも一興です。

Topic3: 会社での立ち振る舞いと周囲への伝搬

今まで社内で明るく立ち振る舞っていた人が何らかの理由で暗くなってしまうと、周囲の人は「何か悪いことがあった」ことを暗黙のうちに察します。そうすると「そっとしておこう」という心理が働き、今までその人の存在により明るかった社内の雰囲気は一気に暗くなったりします。

その逆もまた然りで、今まで暗かった人が何らかの理由で明るく立ち振る舞うようになると、周囲の人は「何か良いことがあった」ことを暗黙のうちに察します。そしてその人と積極的にコミュニケーションを取ろうという心理が働き、結果的に社内全体の雰囲気も明るくなります。

先日後者の事例を感じたことがあったのですが、つまるところ

「人は常に機嫌が良いと、周囲の人もまた機嫌が良くなる」

というごく単純なロジックではあります。何かに楽しく取り組んでいる人の近くに「私も楽しく何かをしたい!」という人が寄ってくる正のループが与える影響は計り知れません。私も間接的ではありますが元気をいただくことができました。機嫌が良く在るだけで人生得するといっても過言ではないでしょう。私も、どんなことがあっても常に機嫌を良い状態に保ちたいと思いました。

今週の一言

2025年も残り27周です。最近は行使共々やりたいこと・やらなければいけないことが沢山あり、時間配分になかなか困っています。計画的に遂行していくしかありませんが、開発に限らず記事執筆もAIドリブンを推進していこうと改めて心に誓いました。

参考