矢向の「志楽の湯」に行ってきた!JR南武線沿いの銭湯・温泉

志楽の湯エントランス

神奈川県の中でも比較的東京都に近い南武線沿いで、とても静かで雰囲気のある温泉を見つけたので紹介する。矢向駅から徒歩5分の場所にある志楽の湯だ。ポイントは

  1. 駅から徒歩でいける
  2. 非常に静かで雰囲気のある浴室
  3. 温泉が堪能できる
  4. 1,000円くらいで入れる

の4点だ。

「こんなところに温泉があるとは」

志楽の湯 外観

というのが第一印象だった。住宅地を歩いていくと突然現れるからだ。

最近は都内だけでなくお隣の神奈川県にも銭湯・温泉開拓をすることが多いのだけど、駅から近いところにある銭湯って実はなかなか無かったりする。大抵は送迎バスが駅から出てたりで、アクセスがやや不便なのだ。

その点、今回行った志楽の湯は矢向駅から徒歩5分でいけるし、道も起伏がないので大変ありがたい。

志楽の湯の館内について

志楽の湯 館内

どことなく醸し出される山奥の旅館の雰囲気。電球色の照明が絶妙に雰囲気を引き立てている。こういう雰囲気が好きな人にはドンピシャでハマる温泉だと思う。

館内は清潔感はもちろん、なんと宿泊もできるらしい。建物の隣には飲食ができる志楽亭もある。

志楽の湯の温泉について

浴室内には御柱蔵石風呂という源泉100%天然温泉を使った大きな風呂が1つと、味噌樽風呂が1つある。さらに外にも天然温泉を使った露天風呂がある。

御柱蔵石風呂は名前のとおり、湯船に立派な天然木の柱がそびえ立っているのが特徴だ。それと安山岩を使ったレイアウトが映える。ただ、湯船の底が温泉成分で見えないため、湯船の中のどこに安山岩が突き出してるかが分かりづらいという悩みがある。

温泉は関東特有の黒湯ではなく琥珀色の温泉で、身体が非常に温まりやすい。疲れを取るにはもってこいの温泉といった感じ。銭湯によくあるジェットバス等は備わっていないので、純粋に温泉を楽しみたい人におすすめかも。

志楽の湯のサウナについて

今回入ってはいないが、外から見た感じだとサウナは広さがあり、全く入れないということはなさそうだ。

志楽の湯の岩盤浴について

志楽の湯には岩盤浴が無かった。ジェットバスが無いところからも、コンセプト的にスーパー銭湯的な趣旨ではないのだろう。

志楽の湯の休憩処について

軽食が食べれる共用の休憩処があり、そこが畳になっているので人が少なければ寝っ転がれそうだった。他にも横になって休憩できるスペースがあるらしいけど、今回は時間が無かったため割愛する。

志楽の湯の食事処について

創作そば料理が楽しめる志楽亭が隣接している。美味しそうだったがこちらもまだ試せていないので、次回トライしてみる。

個人的な総合評価

★5が最大として、★4.5。

山奥の旅館の雰囲気と天然温泉を楽しむ人にはドンピシャの温泉だと思う。都心近くでこんな場所があるとは想像もしていなかった。温泉も申し分なし。矢向駅は川崎駅から近いので、大田区あたりに住んでいる方なら川崎駅経由で行くと近いと思われる。個人的にも印象深くて好きな温泉なので、ぜひ一度足を運んで貰えればと。

川崎・矢向 縄文天然温泉「志楽の湯」:http://www.shiraku.jp/